階段

以前紹介した段々畑に、家人希望の階段を作った。材は杉の足場板(4000mm×210×35)4枚、ホームセンターで購入。運んでもらった。一人では組み立てられないので、助っ人を頼んだ。
現地を実測してサイズを出す。角度を割り出して、ミゾキリ治具と角度治具を作った。左右の角度が必要なので2種類作る。階段の巾は、2枚の足場板で12枚取れる610mm。角度は少し急な47.5度だ。足場板は割れが少し入っていた。これ以上割れが入るようだと、後に養生する。耐久性は分からないものの、足場で使う板なので強度はあるのだろう。
サイドの板と踏み板12枚を切るだけ。サイドの板に踏み板が入る溝を掘る。ミゾキリで深さ約10mm。墨線に合わせて踏み板の厚み分反対方向からも掘る。踏み板の停止位置とビス位置ををマーク。きつすぎないように踏み板を合わせた。少し反った板もあるので、削って溝に合わせた。先に塗装するので、踏み板と溝に番号を付けた。節はあらかじめ取り除いておく。針葉樹はやわらかいので加工は楽。接着剤は不使用。組み立ては、片方の板に踏み板をクランプで固定してビスを打ち、もう片方の側板をビス止めした。
塗装はUV使用の水性塗料。これまでキシラデコールを使っていたが、今回はホームセンターで見つけた半値の塗料を使った。色は同じカスタニ。組む前に2度、設置して1回塗った。

濡れ縁

お手伝いで濡れ縁というか、ベンチを作った。材は暴れにくく腐りにくいというサーモウッド、厚さが2×4より若干薄い。五日市石内に出店のコーナンで購入。この材は加工しやすかった。脚(75mm角)や桟(2×4)は防腐処理のSPF(2×4)材。脚を組んで桟を渡し、あらかじめ作成しておいた、すのこ状の板を裏側から止めた。下地が凸凹なので、脚にステンボルトを板付きナットとセットで埋め込み、高さ調節している。天板は隙間を2.5mmベニヤ分あけて(水切り)、前側を丸面ビットで丸めた。施主の要望でビスはすべて裏から止め、表には出さない加工とした。桟を少し前に出して、幕板風にしている。サイドは留め、1×4をビス止め。半日でなんとか仕上がった。

後日、濡れ縁を塗ったという便りが届いた。きれいに塗れていてこれで完成、色もいいようだ。塗料はキシラデコールのカスタニ。木の色はタモやブナビーチなどの乳白色、桜やブビンガなどの茶系、ブラックウォールナットや黒檀などの黒。カスタニは桜の赤味を少し引いたくらいの色で、結構気に入ってる。ブビンガに近いか。オイルステンやオイルのブラックウォールナットなど濃い色は、むらになりやすい。素人工作では明るい色が無難だと思う。踏み台も活躍の様子。

サーモウッドのサイズ
●15mm厚
910×82      378円
910×132      648円
1820×82      680円
1820×132    1180円
●32mm厚
910×82      598円
910×132    1080円
1820×82    1098円
1820×132    1980円
3048×82    1980円
3048×132    3180円

ラティス

市販のラティスだ。とてもじゃないが作れない。我が家ではこれを夏の日よけに使ってる。斜線の制限で軒を出せなかったので、ベランダに日よけを設置する。といってもステンの 物干し竿にラティスをワイヤで止めるだけ。風が通らないと強風の時などに飛ぶ恐れがある。作りはそれなり、隙間だらけなので数年で腐る。捨てるのもやっか いなのだ。すべて分解し刻んで燃えるゴミで出す。今回、目違いやすべてのビス穴にコーキングを施し錆びや浸水を防止、塗装(キシラデコール・カスタニ)も 追加した。梅雨明け後設置、冬を前に撤去した。

舗道盤

舗道盤がへこんできたので修理する。車が上がるのでどうしても型くずれする。一度すべての舗道盤を撤去、少し掘り下げただけで大量の土が出てしまった。整地した後、新たに敷き直す。いつかは、しっかり基礎からやり直さなくては。糸を張って、砂を敷き、そろえながら敷設していく。砂を買うのはもったいないので家族総出で土をふるう。

作業場のひさし

 作業場のドアにひさしがないので、作ってみることにした。風で飛んではまずいのでビス留めではなくボルトで縫うことにし た。使わなくなったテーブル(600×900mm)を廃物利用。余り物のペンキを3度塗り、ボルトを通す穴を開ける。コーナーはアングルを使用。屋根材は アルミ製サンドイッチ状のパネル(900×600mm)をビス留め。名前は知らないが以前使ったことがあり強度はある。ホームセンターにて購入。アルミア ングルで組んだ枠にはめるパネルのようだ。壁を貫通する穴を開けて12mm×250mmボルト2本で固定した後屋根材を張った。

かまど

 かまどを作ってみた。見よう見真似じゃなく、やみくもが正しいかも。耐火煉瓦と耐火モルタルで作る。耐火モルタルは扱いが難しいので、しかるべく調査してからお使い下さい。私の場合は、調べることなく作ってしまったのでやや失敗。はがれる箇所もある。なんとか形は保ってます。要は煉瓦を積んだだけ。タケノコなどを大鍋でゆでる、断じて焼却炉ではない。燻製もやれるかもしれない。まだ試してない。

ウッドデッキ

 数年前ウッドデッキを作った。庭に設置するので低いものにした。ブロックを埋め、塚石とする。湿気を防止するためのゴムマットをブロックに敷き大引を何本か渡す。防腐処理済みの2×6材をビス留めしただけの簡単なものだ。塗料は定番キシラデコール105番カスタニ3.4L。組み立て前に3度塗る。これでも何とか形になってると思っていたが、HPで拝見する素人ウッドデッキはまことにすば らしい。作る時はぜひネットサーフィンしてみて下さい。舗道板も自分で埋めたのでゆがんでる。プロの名誉のため書いておきます。
 4×4材3652mm 6本、2×6材 30本、ステンレスビス 300本、塗料 2缶、ブロック 20個。予算約10万円弱。余った2×6材でベンチ6個も作成。

フェンス

 犬が飛び出さない、あるいは勝手に入らないためのフェンス。市販のフェンスはシンプルなものがなかった。

 2×4材で枠を組む。上下にホゾ穴とパイプが入る穴を開ける。工作は簡単だが自立させるための取り付けは結構手間取った。強力両面テープと力のかかる部 分は壁にアングルで止めている。グレーのペンキ仕上げ。両方向に動く蝶番が案外見つからず、市販のステンレスアングルとボルトで組んだ。必要なくなった が、両面テープが強力で容易に外せない。

 参考程度だがPDFにしておいた。Downloadからどうぞ。

左官

 以前から気になってた所をやっと押さえた。雨はしみこむし、草ぼうぼうになっていたのだ。左官は楽しい、が、しんどい。プロの作業を見ていてやりたくなった。写真は見様見真似で以前作った水栓(左)、言わずもがな右はプロ、愛犬のプー ル。きちんとしたノウハウと修行が必要なことが分かる。以前は舟(セメントをこねる箱)で練る体力もあったが、もはやない。そこで、電動ということにな る。100Vで稼働する。ほとんど出番はない道具。もちろん借り物。かなり倒さないとうまく混ざらない。こびりついたままいつまで回しても混ざらないわけだ。回転はゆっくり、あまり多くは入れられない。倒しすぎると出てくるし、中の羽根にかなりひっついて残る。羽根のついたドリル(撹拌機)の方が手軽かも。DIYでは発生するすべての作業を一人でやるので、道具の種類も増える。モルタル関連ではバイブレーターやタイルカッター、鉄筋カッターやランマー、 ユンボなど必要だが、買えるわけ無い。

スノコ

 ベランダが少し下がっているので、出入り用のスノコ。少し見にくいが、正面のドアは犬用の出入り口で、鼻で押すので塗料が少しはげている。

Kousaku

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