コロコロおもちゃ

 リョービの糸ノコ盤を買ったので、特に何か作りたかったわけではないが、手始めに「のほほん」さんのHPにある「コロコロおもちゃ」を作ってみた。材が30mmとかなり厚いので「組木工房」さんのNo.3を使用したが、当然さくさくとは行かない。動画で見る糸のこ盤とはやはり違う。今回タモとホウの木を使ってみた。うまく切れないので、ほとんどサンダーで成形した。
 精度がイマイチなのだろう、真っ直ぐは転がらない。玉おもりは7号と15号。7などの数字や少し出っ張ったところはやすりで削った。塗装はくるみオイル。わりとさらりとしている。ピーナツアレルギーが無ければ大丈夫。

パズル3

 前回パズルを作った。実は同じものを2個作っていて、すっかりはまってしまった。遊 び方はビー玉を空いてる穴に一個飛ばしで移動する。またいだビー玉を外しながら最後に1個のビー玉が残れば成功。斜めには飛べない。必ず水平、垂直に移動 する。なかなかに難しい。ピンでは邪魔くさいということでパチンコ玉を使っていたのだが、急遽ビー玉が使えるものを3個作成。百均のビー玉なので色味は悪 い。手ごろな材が無かったのでタモ集成材の端材を使った。盤は少し大きめになるが、やはりビー玉がやりやすい。
 板の反りを取るためルーター(ス トレートビット25mm)治具で2mm程度掘り下げる。スライド丸ノコ治具でサイズを出す。外したビー玉をためる溝をトリマー(ディッシュビット)で掘 る。フェンスはスペーサー(木片)を挟んで薄板で囲みLアングルをかませてコーナークランプで締める。穴はパソコンで位置決めしたものを印刷して張りつ け、目打ちで印をつけておく。その後15mmのフォースナービットで掘った。ボール盤の懐が狭いので、真ん中の穴はやむなく手持ちのドリルスタンド。鉋を 掛け、面取りした後サンドペーパー#120,#240,#400。溝がところどころ焼けたので濃いめの塗装。WATOCOオイル・ドリフトウッドを使っ た。写真を撮るのを忘れたのでもう1個、クリの厚板で作った。
 夫婦してこの手の食いつきはいいので、数日でひとつの解を発見。他にもありそうだが、一応これで気が済んだ。解けないとやはり寝付きが悪い。ゲームは解けたら終わりだが、鍋敷きに使えるところがミソ。

ゲーム盤鍋敷き

 家人がお土産に配るので、在庫が無くなったため新たに作成、かれこれ10個以上作った。材はタモかナラ。昨今、ビー玉を売ってる店は少なく、展示在庫も少ない。百均にもあるにはあるが、少し小ぶりだ。1セット33個必要。
 ネットで検索、さすが売ってるところはあまたある。「飾りやドットコム」 で購入。オーロラがきれい、17mm・130個(950円)×2セット、送料代引きのみで3015円也、1個11.5円程度になる。ホームセンターの園芸 売り場で発見したのは=写真右=ガーデニング用ガラスオブジェ「Glass pear」。幅220mm×厚さ30mmほどの板は長さにもよるがタモの場合5000円くらい、悪いところを除いて8個程度出来る。従って原価は1000 円程度。塗料やサンドペーパーなど消耗品、電気、道具、人件費などは無視。
 ゲームに飽きたら鍋敷きにどうぞ、と、あくまでも捨てさせない。一辺が220、230mmの正方形。フォースナービット15mmで穴開け。トリマー(ディッシュビット)で溝を掘る。溝は外したビー玉を一時的に置いておくためのもの。 
  ゲームは1個飛ばしにビー玉をまたぎ、またがれたビー玉は外す。そして、最後に真ん中に1個残れば成功。真ん中の1個は予備、外してからゲーム開始。解は 複数存在する。2人の甥がそれぞれ別の解で解いた、私のを入れて最低3個の解はある。載せていいのかどうか分からないので、奮闘していただきたい。この ゲームの名前を知らない、誰か教えて。

パズル2

 父親が脳血栓で倒れた。幸い命に別状なく口も達者ながら、左側の手足が不自由になった。現在は病院でリハビリ中。ゲームをやってるとのことで、マイゲーム盤を作ってやることにした。おなじみの32個のピンを動かし最後に1本にすれば出来上がり。これがなかなか難しい。作ってすぐやった時に出来たので、簡単じゃんと思ったのは、思い違いだった。以後一度も出来ない。偶然出来る確率はかなり低いと思われるので、取るピンを間違えたのかもしれない。
 なぜ盤が2個あるかというと、取ったピンを右の盤に差していけばすぐゲーム再開となるため。盤はブナ、ピンはウォールナットの丸棒。10.5mmの穴にスムースに入るようにドリルに差して回転させながらペーパーでサイズを合わせている。また、ピンの上下が分かるように片方を深く面取りし、弾丸状にした。もっとも上下区別無く刺さるようにすれば問題なかった。ドリルで掘ったので穴が2重になった。
 塗装は定番WATOCO オイル(ナチュラル)。材の色が若干深くなる。

 

パズル

 このパズルは結構難しいぞ。作るのは見たまんま、なので簡単。適当な板(今回はクリ)に丸棒。丸棒は30mm、穴はフォースナービット20mmで開ける。木製リングはカーテンリング。私の腕ではちょいと無理なので、無印良品で7個入り1050円を購入。適当な見栄えの良い紐(ひも)を用意する。止めのサイコロ状のものは、丸棒の穴を通り抜けなければ何でも良い。(製品ではステンレスリングが付いていた)ブナの角棒に穴(6mm)を開け適当に切った。すべてに面取りする。同僚がボール紙で試作し、10分で解いた。言わずもがな木製リングを抜く。塗装は定番となったWATOCO オイル(ナチュラル)。

 

 

三枚組木

  コッピングソー(糸ノコ盤)のデモで、この組木を見た。木組みの方は、http://jp.youtube.com/watch?v=-MF4LThYlEg&feature=related 簡単にできそうなので、やってみた。適当にサイズを決め、ホウの端材でサンプルを作る。がたがたの仕上がりになったが、ここから研究し次はタイトに仕上げる。少しきつめにする。常に組み上がりの姿をキープできるくらいのきつさ。
  以前ホームセンターで買った安物の糸のこ盤。試してみたが使い物にならない。やむなくカクノミで掘ることに。鉛筆(私はシャープペンシルを使う)の後、ケ ガキで表と裏に墨線を入れる。ケガキはこんなとき便利だ。一定の間隔が何度でも正確に書ける。同じ寸法の材料なら、いくつも同時に墨入れ完了。鑿(のみ) で線をひと叩き彫り込んでおかないと欠けたりする。外から切れるところはちょっと危険だが卓上マルノコで正確に切れ目を入れておく。小さい材を切る時は、 指がどこにあるか常に確認。治具も使う。一度でも大怪我をすれば二度と工作は出来ない、ことを肝に銘じておく。線の内側を両面からカクノミで掘る。仕上は 鑿を使い、後は緩くならない程度にペーパで何度も現物合わせする。全ての面に面取り(糸面)を入れる。塗料はWATOCOオイル(ダークウォルナット)。 3種類のオイルも面白いかもしれない。
設計図というほどでもないが、PDFにしておいた。サイズは目安だ。

六本組木

 以前六本組木を作った。眺めているうち何となく作れるような気がした。ところが、こ の六本組木という名称をHPで知った。さまざまな組み方があるようで花盛りだ。YouTubeで見かけた六本組木は、彫り込みをテーブルソーで行うもので、刃送りがなんとコンピューター制御なのだ。見るからに理科系の優しいそうな青年のビデオ。まずはご覧あれ。その名もpuzzleBox。
 メカニックな解が気に入ったので早速試作。出来上がったのが写真だ。約1週間かかった。この人の作品は意味不明な物や面白い物がある。ビデオの中に展開しているピースでは出来ない。後半のパズルからピースを割り出した。

組木2題

 またまた木工パズル。ごらんの通り、単純だがピースが多く面倒。材を切り出 すのは面倒なので、ホームセンターにて白木の角棒30mm×30mm×1820mmを購入。ノギスで測ってみると、正確にはタテヨコの寸は若干違うが、 ま、いいだろう。材は分からない。当然ながらホームセンターの材にはどれもバーコードが貼ってあるのだが、これが少々やっかい。糊がきついのだ。柔らかい 材だと、はがす時材がめくれるものもある。機械で押しているのか、へこんでいるものもある。何とかならないものか。
 120mmに切り出し、1本 1本に切り欠きを入れる。形状は9個が同じだが、後の3個は違う。本物はどうなっているのか、見当はつくが実際のところは分からない。欠けやすい材なの で、ノミを入れた時、欠けて掘れてしまう場合がある。ノコで一定間隔に切り込みを入れておく。墨線ぎりぎりで叩かず、少し手前からはじめる。面取りはディ スクサンダ。一定の角度で削れるよう、治具(jig)も考えなくては。不揃いでは本物ではない。仕上はWATOCO オイル(ナチュラル)。

 写真2番目は六本組木。オリジナルだが簡単な造作だ。ただ抜け留めのピンを仕込んだので簡単には外れない。3番目は解。

積水ハウスのわが家

 家の設計図が出来たとき、我が家の模型作りを始めた。シミュレーションするためだ。 是非おすすめしたい。思わぬ不具合が見つかるかも。家は大きめだが、妹家族、義母、我々夫婦の3世帯が暮らす。昔はどこの家も皆同居だった。新聞、電話、 光ケーブル、ケーブルTV、光熱費、車。インフラにかなりの出費を強いられる今日にあって同居のメリットは多い。模型作りを思いついたのは、家人の叔母の 新築。叔母は入院中で、新築中の家を見られない。それでは模型でも作ってお見舞に行くか、ということになった。叔母は新しい家を見ることなく亡くなったが、模型を見て喜んでくれた。
 模型は、イラストボードで作る。外壁や床、ドアなどのパターンはパソコンで作って張り付けた後、カッターで裁断。 サイズが正確に切れる。調度品やトイレなどは紙粘土で作り削り出す。こん包ケースなどの薄めのプラで窓ガラスや額のガラスなどを作る。ボンドで貼り合わせただけの簡単なものだが、結構はまる。書画や絨毯も作った。2階に小屋裏とロフトがあるが割愛。はしごはロフトに上がるためのもの。ミニチュアハウス、何というんだっけ。そう、ドールハウスにはまる気持ちが少し分かる。
 南向きのこの屋根を見て、ソーラー発電のセールスが来た。国の補助も復活のきざし、ソーラーパネルも半額を目指すという。ドイツでは電力会社が3倍の値段で電気を買い取るという? そうなれば文句なくソーラー発電、オール電化。中華鍋が振れないのはかなりつらいと思うが、あきらめよう。火のない家に火事無し、を優先すべきだろう。

 

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