スライド蝶番

古いスライド蝶番、いつか使うと思いとって置いた。スライド蝶番は3種類、全かぶせ、半かぶせ、インセットだ。どこがかぶるのかは、ドアが側板に対してだ。二枚の端材で探ってみた。適当にセットして、扉側のビスを付けずに開閉しながら、カンナで削っていく。扉が側板と干渉しなくなる(扉が側板に当たらない)まで削っていった。実際はよく分からなかったが、ちゃんと閉まればいいとしよう。サイズは穴端までが10mm、掘り込み穴は35mm×12mm。解説のページはディグラムさんhttp://digram.jp/SHOP/TR03107.htmlが参考になる。実はこのページを見て思いだしたのだった。現在売られているものはもう少し性能がいいようだ。

ダボと丸棒

ダボはあまり使ったことがなかった。今回から10mmのダボを使うことにして、500個購入した。ダボはそういう単位で売っている。ホームセンターなどで買うととてつもなく高い。数えてみたら511個あった。たぶん目方で計ってると思う。丸棒の方はヨーロッパビーチ10mmと12mm。購入先は「杉本製作所」専門店なのだ。埋木に使う丸棒はもう少し色が濃い方がアクセントになる。こちらはテーパープラグカッターで切り出す。
ダボ500本1250円、丸棒10mm20本1000円、12mm10本600、送料580円。締めて3430円、一生分あるかもしれない。

 大型家具や学習机を作れば、必ずコンセント(家具コンセント)が必要になる。これがなかなかいいものが無い。埋め込んで取り付けるタイプはホームセンターで見たことがない。
 ネットで見つけた。即買えそうなところは次の通り。

http://www.kagubarn.com/diy-cons.htm
http://www.ekrea.net/parts/closet_appliance.html

木固めエース

 オフコーポレーションで木固めエース、仕上げクリヤーと専用シンナーを買った。すべて240g、締めて4032円也。送料がかかるので他の注文と併わせる。使い方は結構面倒そうだ。ガイドが付属する。食器に使える、ということで購入。箸の塗装に使ってみる。
<注意>
1.換気
2.素手で触らない
3.出したら缶に戻さない

くるみ油

 あるホームページで子供用の玩具や家具に「くるみオイル」と「蜜蝋」を混ぜて塗料とする、とあり。早速スーパーに買い物。ところが当然というか無い。帰ってから「地球上で最大級の品ぞろえ」というキャッチのamazonで検索、ありました。一発ゲット、しかも送料無料。604円。届いてみたらピーナッツオイルだった。

 世の中複雑なのか私がうかつなのか、検索で時々やられる。どうも検索条件によっては商品を多く出そうというふうに働く。買い物は酔う前に! ピーナッツオイルは料理に使えるので良しとしよう。蜜蝋の方はありませんでした。

 改めてグーグルで検索。ちゃんと塗料のくるみ油、あるじゃ~ありませんか。 府中家具でした。さっそく注文したのがこれ。100ml(500円)調べてみると荏油(えあぶら)も使えるらしい。湯煎して両者(くるみ油と蜜蝋)を混ぜるとある。

 どのくらいの割合で混ぜるのかは不明なのだが、とにかくやってみるしかない。また、別のサイトではクルミもピーナッツアレルギーを起こす、蜜蝋にはボツリヌス菌が含まれる場合があり、家庭では100°以上で除菌できないなどの記述もあった。

 やはり、子供用は無塗装が一番なのかもしれない。次はオフコーポレーションの「木固めエース」を試してみよう。

タイトボンドⅢ

 発見相次ぐ。タイトボンドⅢなどを小分けにして売ってくれる店Woodworking tanaka。3.7リットルもある。ボンドの他にも結構マニアックな品揃え。タイトボンドⅢは乾燥時間が速く、強力という。
 購入したボンドは少量の500ml720円。容器60円とキャップ40円hは別途購入する。送料500円で、写真500mlが確か3本まで入ったと思う。最安ショップ。ちゃんと自作シールまで。
 ブログ「田中英樹の木工チャレンジ」もすばらしい。タイトボンドⅢ関連のHPは他に「工房斎」、「クラフトハウス樹良久」など、タイトボンドⅢで検索してみて下さい。

ヨーロッパビーチとセン(栓)

 荒材13枚。両方ともさわったことのない材だ。予定はないが、安い材だったのでとりあえず発注した。曲がりや反りがあるのだが、刻んで角材にすれば使えるだろう。「木の市場-木木」さん、8000円以上で送料無料だ。ヨーロッパビーチ(ブナ科の広葉樹)は長さ約1800mm、板厚35mm、幅100〜150mm。センの方はあまり狂いはなく長さ2400mm、板厚27mm、幅100〜150mm。

取っ手

 百均で売ってるアルミ製の取っ手。抽斗を多数作れば、取っ手がたくさんいる。シンプルなものがなく、付けるものによっては台無しになる。市販の家具には いい取っ手がついてるが、高そう。百均では大と小の2種類あった。二穴タイプで裏からネジで止める。どちらも100円。この二つは形が少し異なる。長い方 (96mm)はB-15型、短い方(64mm)はB-19型とある。どちらも穴の間隔。
 取っ手にコピー紙などを当て、裏から鉛筆で穴を開ける。その穴を通る線と中心線を十字に引く。 取り付け側にも十字の線を描いておく。紙をその十字に合わせ、穴を開ける位置に印を付ける。これでやや正確に取り付けられる。ベニヤなどで穴位置の物差しを作っておけば完璧。

取っ手2

 友人が神戸のお土産に、IKEAの取っ手を買ってきてくれた。ありがたいことに私の趣味とベストマッチ、当然シンプルな四角型。もったいなくて、よほどの作品にしか使用できない。今度TVラックを作り替える時に使わせてもらおう。IKEAの家具はこれまでいくつか買ったこともあるし、シンプルなデザインで説得力がある。重厚な家具は今でも苦手だ。安い家具は唾棄すべき木目のプリント合板だった。木工をするようになったのもデザインの良い、手頃な家具がなかったからだ。特に金具にいい物が無いし、あっても高価。マンション住まいだった頃は、市販の白い天板だけ買って台所のL型カウンターなども作った。塗装も試行錯誤でペンキを混ぜたブルーグレーが好きだった。

 

ピットメジャー

治具などに目盛りを付けたいとき張る。ホームセンターで買える。金属製。

米栂(ツガ)

ホームセンターで束売りしていた。横に置くと畳一枚分の面積が必要だが縦に置けば面積はかなり小さい。1枚単価は520円と高いようだが2×材のように面取りがないし、なにより節がほとんどない。

ネオジウム磁石

 超強力なネオジウム磁石。種類、使い道はいろいろ。マグネットジャパンで購入。3000円以上買うと送料、代引き手数料とも無料。種類は多々ある。ネジで止められる角型皿ネジ穴つきを4種類買った。

拭き漆

 「拭き漆」、むく家具製作のHPでしばしば目にする。いつかはやってみたいと思っていた。箸を作るので拭き漆に挑戦。初心者用セットを買ってみた(8000円くらい)自然工房 与十郎。漆を乾かすには湿度が重要、ということでホームセンターで湿度計の安物を買った。精度は期待できないが、ま、いい だろう。これに先立ちamazonで注文、酔っていたのか湿温度計を注文したはずが品物が来てみると温度計だった。買い換える羽目になった。ネット通販は しらふの時にやりましょう。
 漆の乾燥は通常の塗料とは違うらしい。空気中の水分から酸素を取り込んで硬化していくという。温度24〜29度。湿 度75〜85%。を保持、かなりやっかいだ。本職は「室(むろ)」という乾燥室を使うらしい。塗っては拭き、乾燥。しかもこの工程を4、5回繰り返す。プラボックスを買ってテスト。中に材を入れ、濡れタオルで85%まで湿度を上げる。湿度はすぐ上がる。温度は保つのが難しいので室温が24度以上になるまで お預けだ。

1.材を加工
2.ペーパーで平滑にする#400。最終的に#1000
3.濡れタオルで拭き、ゴミを取る
4.生漆とテレピン油1:1を塗って拭く。木地を固める
5.乾燥
6.生漆だけを塗る、拭き取って乾燥
7.納得いくまで6を数回繰り返す